介護の仕事で悩んでいるアナタ、疲れたアナタへ  ~ねぎらいの言葉は魔法の言葉③~
2020.07.16掲載
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介護の仕事

前回に引き続き、「月刊 介護人材 2020/3・4月号」の特集記事で、ストレスマネジメントについて、日頃の生活に生かせそうな記事が掲載されていたのでご紹介しています。
今回は、いよいよ最終回になります。(全文をそのまま掲載させていただいています。)


 筆者が行っているストレスマネジメント研修では、ねぎらいの言葉の前に「~ですが」などと、否定するメッセージ表現を見かけます。(資料5)

「ねぎらいの言葉」が薄れる表現
 《例文1》あなたも反省すべきところがありますが、よく乗り越えたね
 《例文2》今回は失敗してしまいましたが、丁寧に仕事に取り組んだね。  

そのような際には前半を削ぎ落とし、「よく乗り越えたね」「丁寧に仕事に取り組んだね」の一言だけを声に出して読んでもらうようにしています。
 自分を大切にすることを忘れ、必死に取り組んできたことを自分はよく知っています。ねぎらいの言葉のみを表現することによって、自分自身がよき理解者となり、自己尊重感を高めてください。自然と涙が流れたり、エネルギーが湧いたりしてくるでしょう。

 筆者が介護サービス事業所向けの研修でねぎらいのワークを行った際には、「心が温かくなった」「ものすごく安心できた」「張り詰めていた気持ちがほぐれた」など、心が和むという報告がされています。さらには、「認められた気がした」など共感的理解を促す感じや、「また頑張ろうという気持ちになった」などのポジティブ思考になったことなども報告されています。
 紙に書きだしたねぎらいの言葉を眺めてみてください。それらの言葉は、あなたが誰かから言ってもらいたいと思っている言葉かもしれません。あるいは、自分の心が本当に欲している言葉かもしれません。ねぎらいの言葉は、枯渇した心へのエネルギー補給となります。ねぎらいの言葉を掛けると、涙が出てくることもあります。癒しの涙となることでしょう。

いかかでしたでしょうか?   
今、「自分は誰からも評価されていない」「認めてもらっていない」と悩んでいるのなら、一度この方法を試してみてください。「明日からもう一度頑張ってみよう」と思えるかもしれませんよ。

参考文献:月刊 介護人材 2020/3・4月号より


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