介護職員の疲れ、それ「共感疲労」では?
2021.03.31掲載
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介護の仕事知識編

 先日、とても興味深い記事を目にしました。
介護職の皆さんが、(私もかつては、介護職員でした・・)仕事をする中で、「もうこの仕事は出来ない」「辞めたい」と思ったことは一度はあると思います。
辞めたい理由は、人それぞれだと思いますが、「決定的な理由が特にない」「でも、もう無理だ」という人も多いのではないでしょうか?
介護職は「離職率が高い」とよく言われます。その理由が、この記事を読んで、少しわかったような気がしました。
 今、現在介護の仕事をされていて、悩んでいる方がいれば、この記事を読んで、「疲労の原因・対処法」が分かればもう少しだけこの仕事を頑張れるかもしれません。
そんな、希望も込めて、この記事を紹介したいと思います。


介護施設で働く皆さんは、「共感疲労」という言葉をご存じでしょうか?
 介護職の仕事は、何かと精神的な疲れを抱えてしまいがちです。 たとえ腹が立つことがあっても自己の感情を抑え、相手の気持ちを理解する姿勢が求められます。利用者さんやその家族に寄り添ってケアをする仕事なだけに、知らない間に「共感疲労」が溜まってしまいます。
また、介護職として後輩もできて、利用者からも信頼してもらえるようになってきた、専門職としての自信もついてきた、利用者の気持ちや家族の思いにこたえようと熱心に思えば思うほど、これまでにない疲労感を覚える人もいるのではないでしょうか?この疲れはその日の気分でどうにかなるものではありません。放っておけばどんどん蓄積されて、悪化してしまいます。

次回は、「共感疲労」について、詳しく説明します。