生活相談員の仕事と魅力
2018.10.13掲載
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介護の仕事福祉施設の種類や業務内容

生活相談員の仕事と魅力

 

■資格ではない

資格の名前だと思っている方も多いようですが、生活相談員という資格名称は存在しません。生活相談員とは数ある職種のうちのひとつです。

介護老人保健施設(老健)では「支援相談員」と名称が変わります。仕事内容は同じです。

 

■勤務先

特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス(通所介護)、有料老人ホーム、介護老人保健施設(職種名称は支援相談員)、病院、障碍者福祉施設などがおもな勤務先となります。

 

■資格要件

国が定めるものと都道府県が定めるものがありますが、下記の要件をいずれか一つでも該当すれば資格要件を満たします。

・社会福祉士

・精神保健福祉士

・社会福祉主事任用資格

・ケアマネージャー(介護支援専門員)

・介護福祉士

・老人福祉施設の施設長経験者

・一定期間以上の介護(計画作成)経験を有する者

 

神奈川県では下記のように定めています。

【生活相談員の範囲(資格要件)】

1 社会福祉法第19条第1項各号のいずれかに該当する者(具体的には社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格などとなります。)

2 介護福祉士

3 介護支援専門員

4 介護保険施設又は通所系サービス事業所において、常勤で2年以上(勤務日数360日以上)介護等の業務に従事した者(直接処遇職員に限る。)

 

■仕事内容

介護保険制度上で定められている内容は以下の通りです。

1 入所者及び家族の処遇上の相談

2 レクリエーション等の計画、始動

3 市町村との連携

4 ボランティアの指導

 

具体的には相談業務、他機関との連携、事務作業、介護業務等の兼務・・となることが多くなります。勤務する施設によっても仕事内容は変わってきますので事前に確認するといいでしょう。

 

■仕事の魅力

不安を抱えている利用者やその家族と直接かかわり、その不安を解消する中心的な支援を行うため、やりがいを感じることが多い仕事です。

また、多職種連携が必要な仕事であるため、業界内の仕事内容を理解することがひつようになることから、大きなスキルアップにつながる職種といえます。

 

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