履歴書を書くときに、職歴欄に退職理由を記載します。
その際に、「悪い印象を持たれないためには、どうかけばいいか？」と悩む方はとても多いです。
基本的には、「一身上の都合により退職」で大丈夫です。しかし、これはあくまでも自主的な退職すなわち「自己都合」の場合です。それ以外の退職（会社都合・契約期間満了）の場合は、その理由を記載しましょう。
自己都合での退職、一般的な退職
「令和◯◯年 9月 一身上の都合により退職」
派遣など、契約に期間がある場合で、契約満了で退職
「令和◯◯年 9月 契約期間満了につき退職」
会社側の理由、経営不振や倒産、リストラなど・・・
「令和◯◯年 9月 会社都合により退職」
しかし、 転職回数が多い場合
長期間の離職期間がある場合
などは、「一身上の都合により退職」だけでは、採用担当者に、悪い印象を与えて、転職活動が不利になる可能性もあります。その場合、退職理由を具体的に記載することをおススメします。
そこで、その際に使える例文をご紹介しましょう。
明確な理由がある場合
「結婚に伴い退職」
「配偶者の転勤に伴い退職」
「親の介護に伴い退職」
「家族の看病に伴い退職」
「病気療養のため退職」（現在は完治。勤務には支障ありません）
「出産や育児のために退職」
「資格取得のため退職」（◯月、◯◯◯の資格を取得）
何らかの不満や、給与面での不満の場合
「キャリアアップを目的とした転職のため退職」
「結婚（出産）を機に収入アップの必要があるので退職」
「資格をいかしてステップアップするために退職」
退職理由を、採用担当者にどう伝えるかで印象は変わります。マイナスの内容も、プラスの表現に言い換えれば、印象も変わります。面接で、大事なことは、退職理由と志望理由をあわせて、どうしてこの会社に就職したいのかを伝えることです。
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