社会人としてのルール      ~報告・連絡・相談~
2021.01.28掲載
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挨拶&マナー知識編

「ホウ・レン・ソウ(報・連・相)」の大切さ

いわゆる「ホウ・レン・ソウ」は会社において仕事を行う上で、常日頃からきちんと行わなければならない行動原則です。
  上司は、仕事の進捗管理を行う義務がありますので、仕事がうまくいっているのか、何か問題があるのか、常に状況を把握する必要があります。特に、問題が起きたときには、出来るだけ早くその事実を承知し、対応策を講じる必要があります。自分がミスをしたときとか、状況が変わってしまったとき、何か問題が生じて行き詰っているときなどは、往々にして報告が遅れることになります。不都合な事実は知らせたくないという心理が働きがちになるものです。しかし、こういうときにこそ、上司の正確に事実を掌握する必要が最も高いのです。
 日頃から、業務の進捗状況を上司にこまめに報告し、必要な部署に連絡を取り、重要なことは必ず早めに相談するようにしましょう。

派遣の場合

派遣会社の場合、特に報告が重要になります。自分に与えられた仕事の状況を報告しないと、上司は仕事の指示ができなかったり、遅れたりすることになります。仕事が終了してもそのことを上司に報告しないと終了したことにはならないのです。早めに相談すことも重要です。できれば、対応策について自分の考えを準備して、相談します。あらかじめ、相談していれば、仕事の状況について、上司と認識を共有することになりますから、責任も共有することになります。抱え込んでうまく行かなったときはすべてあなたの責任になってしまうことになります。相談は、あなた自身の身を守ることにもつながるのです。

仕事の指示の受け方

仕事の指示を受けるときには、自分の行うべき仕事の範囲を必ず確認しましょう。指示が曖昧な場合は、どこまでが自分の業務なのか、自分で判断せず、上司に確認することが必要です。指示内容を復唱したり、期限を確認することも重要です。

計画的に仕事をする

業務の実施にあたっては、優先順位を考慮した計画を立て、進捗状況を定期的に確認することが大事です。その状況に応じて期限通りに終わらないと予測されるような場合は、早めにそのことを上司に報告し、相談することが重要です。

派遣会社にも、「ホウ・レン・ソウ」を

派遣会社との間の「ホウ・レン・ソウ」も派遣先と同様に重要です。遅刻や欠勤の連絡はもちろんですが、職場での悩みや労働条件。契約の問題など遠慮なく派遣会社の担当者に相談しましょう。