介護支援専門員の資格について
2019.07.11掲載
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介護の資格

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?

 

ケアマネージャーとは、介護保険制度に基づいてケアマネジメントを行うための資格です。正式名称は『介護支援専門員』ですが、一般的には『ケアマネージャー、もしくはケアマネ』などと呼ばれます。尚『ケアマネジャー』と伸ばし棒(長音符)を入れない書き方が正式となっています。

※ケアマネジメントとは障害をもつ方々が自立した生活を送るために、様々な課題を解決していくプロセスのことを言います。

ちなみに、ケアマネージャーは国家資格ではありません。ここでは、ケアマネージャーの資格概要や仕事内容、資格取得方法など、ケアマネージャー資格に関する情報を紹介したいと思います。

ケアマネージャーになるためには、実務経験と資格要件を満たし、各都道府県で実施される「実務研修受講試験」に合格しなければなりません。合格後に行われる実務研修を終了し、登録することでケアマネージャーとして活躍することが出来ます。

実務経験と資格要件

①特定の国家資格を保有している人
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士含む)、精神保健福祉士のいずれかを保有し、これらの国家資格に基づく業務の実務経験が通算5年以上であり、従事した日数が900日以上であれば受験資格を得られます。

②介護施設などで相談援助業務などに従事している人
上記の国家資格を保有していない場合でも、生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員として、受験資格に定められる対人援助業務に通算5年以上の従事期間があり、900日以上の従事日数があれば、受験資格が与えられます。

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