2019.11.19掲載
知識編
求人票の見方とポイント その2
・・・つづき
⑤勤務形態
福祉の職場の特徴として、早出・日勤・遅出・夜勤(宿直)など、交代制勤務の職場や、土日出勤のある職場が多いため、出勤・退社時間や、交通手段、通勤距離・通勤時間などを踏まえて、勤務可能かどうかを確認することが必要です。例えばこんな事例がありました。
通勤に公共交通機関の利用を考えていて、1時間圏内なら通えるだろうと思い決めたが、入職してから早出の勤務のときに、まだ電車が動いていないので、早出は勤務出来ないことがわかり、困ったということがありました。なので、必ず、勤務形態は確認しましょう。
⑥給料
基本給のほかに手当等が記載され、一般的には税込み金額が表示されます。手当の中には、一般的な残業や通勤手当のほかに、福祉業界独自の、夜勤手当・資格手当・役職手当・職務手当・介護職員処遇改善手当などがあります。その金額は、施設や事業所によって違いがあります。
⑦退職金
社会福祉法人の施設職員等には、「独立行政法人 福祉医療機構」が運営する「社会福祉施設職員等退職手当共済制度」があるので退職金はでます。ただ、それ以外の民間企業や、法人は独自の規定があるので退職金がない場合もあるのでよく確認をしましょう。
⑧社会保険
雇用形態や勤務の日数・時間により異なりますが、原則「厚生年金」「雇用保険」「労災保険」「健康保険」の適用が受けられます。これも、会社により規定が違うのでよく確認し、記載がない場合は自分から確認するようにした方がいいでしょう。
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