2020.12.10掲載
介護の仕事福祉施設の種類や業務内容
以前からあった、介護療養型医療施設は、医療を必要としなくなった入所者が、退所せずに長期にわたって入所し続けているケースが増加し、財政を圧迫してきたので、2024年3月をもって廃止となります。その受け皿として、介護医療院ができました。
介護医療院は、2018年に創設したばかりの新しい施設で、日常的な医療ケアや喀痰吸引・経管栄養などに加えて、「看取り」も行い、療養施設に加えて生活施設としての機能も合わせ持っているので、入所者は長期の療養が可能になります。
【種類分け】
介護医療院
Ⅰ型・・・重篤な疾患を抱える要介護高齢者が対象
Ⅱ型・・・様態の安定している要介護高齢者が対象
(Ⅰ型は、手厚く人員が配置されているため、費用は高く設定されている。)
【介護医療院の仕事とは・・】
療養・介護・リハビリを通してサービスの提供を行う
・医療的ケアの提供で長期の療養を支える
・日常生活上必要な介護
・歩行訓練や日常動作の訓練など
【サービスの内容】
食事の介助 ◯ 着替えの介助 ◯ 入浴の介助 ◯ 掃除・洗濯 ◯
排泄の介助 ◯ 買い物代行 △ 見守り・生活相談 ◯ レクリエーション △
着替えの介助 ◯ 看取り介護 ◎ 服薬管理 ◎ 機能訓練(リハビリ) ◎
医療処置(胃ろう・経管栄養・たん吸引・点滴など) ◎
医療機関との連携 ◎ 在宅復帰 ◎
【職種】
医師・看護師・機能訓練指導員・介護職・栄養士