こんにちは。奈良介護求人・転職ナビのお役立ち情報です。職場を気軽に変えることはお勧めしていませんが、どうしても長く続けられない理由がはっきりしているのなら、気分を切り替えて新しいスタートに向かってもよいと思います。そんな、あなたのお手伝いが出来れば嬉しいです!
さて、今回は「介護の仕事」についての経験談をご紹介したいと思います。
【49歳・女性・介護職経験20年以上】
私は、かつては、介護職として、特別養護老人ホームや、療養型の病院、通所介護施設などでかれこれ、20数年働いてきました。
介護の仕事をするきっかけは、通っていた短大で、介護福祉士の資格を取り、実習先でもあった事業所からお声を掛けていただき就職しました。
学生時代、色々な施設に実習に行かせていただきました。実習では、長いものでは、泊まり込みで、2週間以上の実習もあるので、色々な場面を見ることができたように思います。お恥ずかしい話ですが、学生時代は現実を知らず、「理想」と、「学校の授業で習った介護技術」だけを武器に、意気揚々で実習に行き、利用者さんと接する介護職員の方の対応を間近でみて、批判的に思うことも多くありました。例えば、利用者さんが、ずっと寝かされっぱなしになっていたり、リハビリをしていて、「歩けるようにもっとなりたいからもっとリハビリしたい」と訴えているのに、願いがかなわない利用者がいたり、他に色々要求しているのに聞き入れてもらえてなかったり・・・・
自分も、実際に働き始めて、今になると、きっと利用者の願いが叶えられない色々な理由があったんだろうな~とは思えるのですが、その頃の自分は「利用者さんの希望は叶えないといけない」「寝たきりにさせてはいけない」とか、活字にすると、正しい内容ではあるけれど、実際は、なかなか簡単には出来ないこともあるんだということにも気づきました
働き始めは、「利用者さんには常に笑顔で優しく」「利用者さんとはゆっくりと関わる」「常に快適に過ごして頂けるような介護を」と思い仕事をしていました。しかし、現実は、そのすべてが完璧にこなすことはとても難しく、理想と現実の間で悩むことも多くありました。
みなさんはどうでしょうか?
次回は、実際働いていて、どんな悩みがあったのかをお聞きしたいと思います。