面接の時、皆さんは、前もって、志望動機であったり、自己PRは考えていくと思います。しかし、どんなに準備していても、緊張して、準備していたようには答えることができない方が多いと思います。また、前職の退職理由や、前職との間に長いブランクがある理由など、聞かれて答えに詰まる質問をされた場合は、どう答えたらいいのか、とっさには思い浮かばない人の方が多いのではないでしょうか?
そんな人のために、転職にはマイナスに思えてしまう事柄でも、上手くポイントを押さえれて答えることで、マイナスの印象を少なくできることは出来ると思います。今回は、そんな面接での回答例を少しご紹介したいと思います。
質問その① 前職をやめてからかなり、ブランクがありますがなぜですか?
ブランクが長いと、どうしても、採用担当者は「何をしていたんだろう」「転職する気があまりないのでは」「病気なのでは」など不安や疑問を持たれ、マイナスに働いてしまいます。そんな、不安を払拭すように、ブランクの理由は正直に伝えた上で、ブランク中に、自分のスキルアップに役立てていたことを伝えると、採用後に即戦力として活躍してもらえるかもとマイナスのイメージを払拭できるかもしれません。また、病気やケガでのブランクの場合は、正直にそのことを伝え、今は、完治して、業務に差し支えの無いことをしっかり伝えましょう。
質問その② 前職をすぐに辞めてますが、それはなぜですか?
短期間での退職は、採用担当者に、「またすぐ辞めるのでは」という疑念を抱かせてしまいます。そんな、疑念を払拭するために、嘘の理由を答えるのはだめですが、条件の違いや、置かれた状況でも努力をしたことは伝え、今後は、採用先で、やりたいことの実現をしたいと前向きに答えることで、マイナスイメージは払拭されます。
いかかでしょうか? 面接での、嘘は必ずと言っていいほど見抜かれています。しかし、一見マイナスに思われがちな理由でも、見方を変えれば、別の言い方をすることもできます。マイナス面を出来るだけ、前向きな意見としてこたえられるように、面接に挑んでくださいね。