面接での質問 答えにくい質問をされたときの回答例
2021.06.29掲載
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面接関連

面接の時、皆さんは、前もって、志望動機であったり、自己PRは考えていくと思います。しかし、どんなに準備していても、緊張して、準備していたようには答えることができない方が多いと思います。また、前職の退職理由や、前職との間に長いブランクがある理由など、聞かれて答えに詰まる質問をされた場合は、どう答えたらいいのか、とっさには思い浮かばない人の方が多いのではないでしょうか?
 そんな人のために、転職にはマイナスに思えてしまう事柄でも、上手くポイントを押さえれて答えることで、マイナスの印象を少なくできることは出来ると思います。今回は、そんな面接での回答例を少しご紹介したいと思います。

 

質問その① 前職をやめてからかなり、ブランクがありますがなぜですか?

前職では、〇〇の仕事に携わっていました。この経験によって、もっと専門的なことを深く知りたいと考えるようになり、〇〇への転職を考えるようになり、退職しました。退職してからは、〇〇の職場で生かせるように、資格取得のための勉強をしていました。

ブランクが長いと、どうしても、採用担当者は「何をしていたんだろう」「転職する気があまりないのでは」「病気なのでは」など不安や疑問を持たれ、マイナスに働いてしまいます。そんな、不安を払拭すように、ブランクの理由は正直に伝えた上で、ブランク中に、自分のスキルアップに役立てていたことを伝えると、採用後に即戦力として活躍してもらえるかもとマイナスのイメージを払拭できるかもしれません。また、病気やケガでのブランクの場合は、正直にそのことを伝え、今は、完治して、業務に差し支えの無いことをしっかり伝えましょう。

 

質問その② 前職をすぐに辞めてますが、それはなぜですか?

〇〇の仕事として応募したのですが、実際は、〇〇だったので、退職しました。面接の時にも、説明されて、一度は納得したのですが、やはり、どうしても、〇〇の仕事で、腰を据えて働きたいと考え、退職すことに決めました。とはいえ、短期間でしたが、〇〇の仕事で、色々学ぶことも出来たので、有意義な体験ができたと思っています。

短期間での退職は、採用担当者に、「またすぐ辞めるのでは」という疑念を抱かせてしまいます。そんな、疑念を払拭するために、嘘の理由を答えるのはだめですが、条件の違いや、置かれた状況でも努力をしたことは伝え、今後は、採用先で、やりたいことの実現をしたいと前向きに答えることで、マイナスイメージは払拭されます。

 

いかかでしょうか? 面接での、嘘は必ずと言っていいほど見抜かれています。しかし、一見マイナスに思われがちな理由でも、見方を変えれば、別の言い方をすることもできます。マイナス面を出来るだけ、前向きな意見としてこたえられるように、面接に挑んでくださいね。