薬局の役割と機能について
2022.09.08掲載
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知識編

薬局の役割と機能

 とても身近にある薬局。街を歩けば、たくさんの薬局が目につきます。「薬局」と聞いて思うことは、病院で処方された薬をもらう場所で、薬局はみな同じと思っていました。しかし、今、薬局にはいろいろな種類のものがあり、それぞれの役割や機能も違うのです。そんな、今変わりつつある薬局について、「厚生労働マガジン・2022年9月号」に詳しく書かれていたのでご紹介します。

 

 薬局のタイプ・・

  健康サポート薬局                                      
  地域連携薬局
  専門医療機関連携薬局   があります。

 

簡単に違いを説明しましょう。

健康サポート薬局とは・・・
    2016年10月からスタートした薬局で、病気になる前のセルフケアを支援する身近なかかりつけ薬剤師・薬局で全国に、2963件(2022年3

地域連携薬局とは・・・
    2021年8月から認定が始まった、自宅・施設と地域の医療機関をつなぎ、多職種連携でサポートするかかりつけ薬剤師・薬局で、全国に2085件(2022年6月末現在)
    あります。

専門医療機関連携薬局とは・・・
    地域連携薬局と同時に始まった、薬局で、専門医療機関との密な連携でがんなどの専門的薬学管理に対応する薬局、全国に112件(2022年6月末時点)あり、増加しています。

これ以外にも、最近では、電子版お薬手帳や、オンライン資格確認などを活用して医療機関での治療と補完しあう薬局も出てきています。

 

来年1月から処方の電子化が始まります!

これまで紙で発行されていた処方箋を、データ化し、医療機関・薬局間での処方・調剤情報などの連携が可能になり、患者の、全国の医療機関・薬局での過去の薬剤情報も参照することが出来、質の高い医療サービスが提供されるようになります。

 

電子処方箋を利用した場合の、薬をもらうまでの流れ

病院・クリニックで医師により、電子処方箋管理サービスに、患者の容態や過去の処方・調剤情報を参考に、処方内容を登録します。
登録後、電子処方箋管理サービスから医療機関に交付される引換番号をもらい薬局に行きます

薬局で、マイナンバーカードまたは健康保険証と引換番号により、電子処方箋管理サービスの登録情報を元に薬を調剤されます。

処方箋は電子的に保存が可能です。調剤済みの電子処方箋は原本補完の扱いとなります。また、調剤結果等の医師等への情報提供が電子的に可能になります。

 

*電子処方箋を使うメリット*
★転居など生活環境の変化により医療機関や薬局を変更した場合でも、今までの情報が共有されるため同じ診療が確保されやすい
★災害時や事故にあったときなどの緊急時でも、普段飲んでいる薬などを把握することが出来る
★薬剤情報がデータとして残るので自己管理がしやすい
★電子処方箋を事前に薬局に送付することで待たずに調剤を受け取ることが出来る

いかかでしたでしょうか。皆さんも身近にある薬局。自分の健康管理に役立ててみてはいかかでしょうか?

参考文献:「厚生労働」2022年9月号 厚生労働省 もっと活用しよう!わくわく「多様な薬局」図鑑 コラムより